2017 September
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長いヴァカンスが明けると、ランチにディナーにとひたすら友人に会う日が続 く。チャリティーのプロジェクトをご一緒しているお茶の先生と久ぶりに お会 いする。まだまだ暑い今年のパリ、クラシックなヴェトナミアンで爽やかなディ ナー。ソフトシェルクラブに米粉をまぶしてフリットにしたゴキゲ ンな一皿、 ロゼワインにもぴったり。まだサマータイムで陽が長いのも嬉しい。 |
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ひとしきりパリの友人との再会が終ると、モードのシーズンが始まる。展示会や ショウで日本から次々と友人のジャーナリストやクライアントが到着。 もう長 いお付き合いのバイヤーであり友人のM嬢と久しぶりにホームのブラッセリーで ディナーをご一緒する。ブラッセリーらしくボルドーの赤ワイン でまずは再会 を祝い、卵のコンソメジュレ寄せや子羊のグリルなど定番メニュウも嬉しい。 |
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外食が続くとやっぱり野菜や果物が不足するので朝食は旬の果物を頂く。ヨー ロッパの秋らしいイチジクや洋ナシ、シナモンティーのスパイシーなフ レー ヴァーとの組み合わせがお気に入り。静物画のモチーフのようなその形も美し い・・・。 |
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帰国すると東京もまだまだ暑い・・・。幼馴染みの友人とまるでヴェネツィア戻ったかのようなバールでアペリティフを頂く。先週まで行っ ていたヴェネツィアのホームのオステリア、その姉妹店としてオープンしたこのバール。細かいディテールも丁寧に再現(?)してあって本当にま るでヴェネツィアに居るよう。オーナーにお送りする写真を撮って久しぶりの友人とプロセッコにポレンタ、東京は本当になんでもある・・・そし てレベルが高い。 |
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パリからいつも何か珍しい食材をお土産に持ち帰る。今回はベトラヴ、日本では アメリカ風に「ビーツ」と呼ぶらしい紫の根菜。その強烈な色からは想 像がつ かない何とも不思議でほのかな味。「奇跡の野菜」とか「食べる輸血」とも言わ れ、ヨーロッパでは盛んに「貧血予防」に勧められる。紫のビー ツと鮮やかな 緑のピーマン、サーモンのソテーが黄色いお皿の上で美しい色のハーモニー。香 り高いオリーブオイルをお供に・・・。 |
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軽井沢に来るとつい料理ばかりしている私。中国のフランス租界で生まれた母はレタスやキュウリをサラダではなくお料理に使う。久しぶり に我が家の定番、レタスたっぷりの炒飯を作る。刻んだしいたけとネギを胡麻油で炒めてご飯を入れてから最後にレタスを入れる。シャキシャキの 食感とフワフワの御飯、胡麻油の香ばしいかおりが食欲をそそる。キュウリとコーンのスープも定番だった事を思い出す。懐かしい母の味・・・。 |
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K建設の社長様から手つくりのお野菜をたくさん頂く。ぴりっと辛いしし唐はみ りんとお醤油でさっと煮含めて付け合せに。鮮やかな緑も美しく、豚肉やイワシの照り焼き にしし 唐のぴりっとした辛さがなんとも美味しい。あまり沢山頂くお野菜ではないけれ ど、いくらでも頂けそう・・・。 |
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久しぶりに元所員のY君とゼミの卒業生U嬢が我が家のディナーへ。定番の「生春巻きの夕 べ」・・・。手巻き寿司のようにさまざまな具材と香草を各自がライスペーパー で 巻いて頂く。ニョクマムのソースをベースに唐辛子やゴマなどをお好みで トッピング。水を張ったボールの中でライスペーパーがふやけるのももどかし く、まずは食べる!香草の爽やかな香りがいっぱいに広がる。ようやく一段落し て本題、ヨーロッパの建築報告が始まる。 |
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9月最後の週末、この週末で別荘を閉めるという友人も多く、今晩は軽井沢の夏 の納会?この秋には移転してしまう旧道の名物店で鶏料理を頂く。定番 の煮込 みや手羽先が本当に美味しく、少しだけ日本酒も頂く。。生まれる前から?の長 いお付き合いのY嬢と2人、いぶし銀のようなお店で素敵な納会 になる。それ にしても軽井沢の夜は暗い・・・諏訪神社を抜けて帰ろうと2人、つまずかない ように歩く。 |
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11月の個展に向けて準備の毎日が続く中、お手伝い頂く幼馴染みの友人と久し ぶりに丸の内のスペインバルでアペリティフ。お堀が見渡せる素敵なお 席で久 しぶりの再会を祝い、打ち合わせのはずが冷えたスパークリングも美味しく、グ ラスワインのチョイスが充実していてついつい飲み、食べる。小 ぶりなオリー ブやカマンベールのフリットが赤ワインにぴったり、ほろ酔い加減で打ち合わせ は終る・・・。 |
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古い友人であり今回は主人の大学の客員でいらしたイタリア人のB教授とまずは 日本の定番、焼き鳥のディナーへ。小鉢で出てくる突き出しの「煮込 み」や 「和え物」は相当な日本通のB教授も初めてのモノも多く興味津々。つくねや蓮 根のはさみ揚げと手仕事の入ったメニュウがお気に召したよう。 ご自身も大変 なお料理上手、ローマのお宅のディナーはいつも楽しみ。今回も充実した滞在で ありますように! |